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2009年7月14日 はてなブックマーク - 書にたとえれば「極太の楷書」。迫力ある落語をきくこのエントリーを含むはてなブックマーク Twitterにつぶやく

書にたとえれば「極太の楷書」。迫力ある落語をきく

Rakugo_07161 名人の名演CDと、その人となりがわかる冊子をセットで、隔週刊でお届けしている『落語 昭和の名人 決定版』。7月7日(火)発売の最新刊は、三代目三遊亭金馬(1894~1964)です。

 戦前はレコードで、戦後はラジオで大活躍。東京の下町の伝統芸だった「落語」を、全国津々浦々に広めた功労者です。この人がいなければ、現在の落語ブームはなかったでしょうし、三遊亭圓丈師匠(名古屋市出身)や春風亭昇太師匠(静岡・清水出身)のような、地方出身の落語家が出てきたかどうかもわかりません。
 義理と人情の篤さで知られ、懇意にしていた和竿師の娘さんが戦災孤児になったと知って、この娘さんを引き取り、わが子同様に育てました。娘さんはすくすく成長し、やがて“昭和の爆笑王”林家三平と結婚します。現在の海老名香葉子さんです。

 CDに収録した三代目金馬の口演ですが、これは落語を初めて聴くという人にもうってつけです。何しろストーリーがわかりやすく、人物の描き分けが明確で、声には力がみなぎり、迫力満点。書にたとえれば、極太の楷書です。ぜひこれを機会に、落語の世界に遊びにいらしてください。

『落語 昭和の名人 決定版』第14巻「三代目三遊亭金馬(弐)」

■『落語 昭和の名人 決定版』編集長・小坂真吾

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