注目の展覧会情報(9月)
■2009年9月26日~10月25日
久隅守景展-加賀で開花した江戸の画家-
開催:石川県立美術館(石川県金沢市)
久隅守景は「探幽門下でその右に出る者なし」と謳われ高く評価された画家。文化政策を掲げて江戸幕府に対抗しようとする加賀藩に招かれて御用絵師となって腕を揮った。本展では、守景の国宝1点、重文3点を含む主要作品約40点を紹介する。
写真は、久隅守景筆・重要文化財「四季耕作図(部分)」石川県立美術館蔵
■2009年9月19日~11月3日
美(うるわ)しの和紙 天平の昔から未来へ
開催:サントリー美術館(東京都港区)
天平の昔から現代まで、人々は和紙を媒介として多岐にわたる表現をしてきた。本展では、現存する最古の戸籍簿から重文・紀貫之集断簡、国宝・紅帖紙、現代のイサム・ノグチの作品まで、和紙の魅力と日本の美意識を伝える品々を展観する。
■2009年9月19日~11月3日
麻生三郎とそのコレクション
開催:神奈川県立近代美術館鎌倉館(神奈川県鎌倉市)
戦前戦後の日本美術界を牽引した画家・麻生三郎は、自身が共感を寄せる美術品のコレクターとしても知られる。ロダンやジャコメッティなど欧米の作家や日本の大津絵など麻生の魂と交感する蒐集作品を中心に麻生の油彩画、デッサン、彫刻も展示する。
■2009年9月19日~11月3日
日本画のモダニズムと現代/自然、感性、躍動
開催:香川県立東山魁夷せとうち美術館(香川県坂出市)
大正から昭和そして戦後へと、激動の時代に生きた個性派の日本画家たち。奥村土牛、小野竹喬、小倉遊亀、橋本明治、片岡珠子、秋野不矩、高山辰雄、横山操、加山又造、東山魁夷など日本画のモダニズムをめざした画家たちの作品約33点を紹介する。
■2009年9月19日~12月13日
琳派展XII 「鈴木其一 -江戸琳派の風雲児-」
開催:細見美術館(京都市)
鈴木其一(1796~1858)は、江戸琳派を興した酒井抱一の高弟。抱一に師事して叙情的な作風を学ぶが、やがて光琳を彷彿とさせる明快で鮮やかな独自の作風を確立した。花鳥画のみならず美人画や歴史画など画域の広かった其一の足跡を辿る。
■2009年9月29日~11月15日
生誕120年 野島康三(のじまやすぞう) 肖像の核心展
開催:渋谷区立松濤美術館(東京都渋谷区)
写真家・野島康三(1889~1964)は、日本写真会の同人として活躍し、国画会写真部の創設に参加するなど日本近代写真史に大きな足跡を残した。本展では野島の作品のほか、芸術全般のパトロンでもあった野島と文化人との書簡や記録写真も展示する。
■2009年9月29日~11月1日
大石芳野 作品展「沖縄に生きる」
開催:JICCフォトサロン(東京都千代田区)
ドキュメンタリー写真家としてベトナム、カンボジア、広島、沖縄などを撮り続けている大石芳野は2001年に土門拳賞を受賞。本展は、沖縄を幾度となく訪れ住民たちと向き合ってきた大石が沖縄の真実を伝える作品展。モノクロ約70点を展示する。
画像は、「那覇の琉球琴やサンシンの店」(C)大石芳野
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