◆1月後半の展覧会情報
■2010年1月12日~3月7日
寿<ことほ>ぐ 新春の賑わい
開催:名都美術館(愛知県長久手町)
所蔵の近現代の日本画のうち、新春にふさわしい作品を選んで展示。上村松園、鏑木清方、伊東深水が描く女性像を中心に、寅年にちなんだ西村五雲の大屏風「猛虎」、吉祥をモチーフにした元東大寺長老清水公照の「絵暦十二ヶ月」などを紹介する。画像は、上村松園「男舞乃図」[昭和5(1930)年 名都美術館蔵]
■2010年1月15日~3月15日
素描の魅力-ゴッホから岸田劉生まで-
開催:上原近代美術館(静岡県下田市)
描線の力強さと繊細さを併せ持つゴッホの素描をはじめ、マティスやシャガール、須田国太郎、岸田劉生、藤田嗣治らの素描や水彩画を紹介し、油彩画と異なる魅力に迫る。またモネやマティスの書簡も紹介し、筆跡による個性を楽しむ。
■2010年1月16日~2月1日
沖縄の人間国宝~伝統工芸の粋~
開催:浦添市美術館(沖縄県浦添市)
沖縄は人間国宝の人数が全国3位というほど伝統工芸や伝統芸能の宝庫。本展は同館の開館20周年を記念するもので、読谷山花織の与那嶺貞、壺屋焼の金城次郎、芭蕉布の平良敏子、紅型の玉那覇有公、首里の織物の宮平初子らの作品を展観する。
■2010年1月16 日~2月28日
岡村吉右衛門 蝦夷絵から十二星座まで
開催:多摩美術大学美術館(東京都多摩市)
岡村吉右衛門(1916-2002)は柳宗悦や芹沢銈介に師事した日本を代表する染色家。前半生は民芸運動に、後半生はアイヌの伝統文化に根ざした蝦夷絵の制作に注いだが、公表の機会に恵まれず幻の作家といわれた。孤高の鬼才の業績を約100点の作品で辿る。
■2010年1月16日~3月7日
東アジアから神戸へ 海の回廊 古代・中世の交流と美
開催:神戸市立博物館(神戸市)
神戸は古来、東アジアにつながる港として栄え、各時代を通じて政治経済の要衝となってきた。海をめぐる東アジアとの交流の足跡を考古、歴史、美術の3部門から展望。古墳時代から中近世までの国宝19件、重要文化財47件、計170件の史料を展示する。
■2010年1月16日~3月7日
館蔵品展 富本憲吉展~創造の軌跡~
開催:奈良県立美術館(奈良市)
奈良県が誇る近代陶芸の巨匠、富本憲吉の50年の作陶を通して得た境地を約110点の館蔵品、寄託品で展観する。初期から晩年にいたる楽焼、土焼、白磁、染付、色絵から独自の技法として名高い金銀彩まで、富本の創作活動の軌跡を辿る。画像は、富本憲吉「赤絵金銀彩羊歯模様蓋付飾壺」磁器[1953年 奈良県立美術館蔵]
■2010年1月16 日~3月14日
イタリアの印象派 マッキアイオーリ展
開催:東京都庭園美術館(東京都港区)
本展では1850年代イタリアに生まれた、フランス印象派に先立つ先進的な芸術運動「マッキアイオーリ(マッキア派)」の画家たち20名の、日本初公開の50点を含む63点の作品を紹介する。色彩豊かな自然の風景、詩情豊かな暮らしの光景が心にしみる。
■2010年1月23日~2月28日
日本メキシコ交流400周年記念 ガレオン船が運んだ友好の夢
開催:たばこと塩の博物館(東京都渋谷区)
16世紀半ばから始まったマニラとメキシコ・アカプルコ間のガレオン船(大型帆船)による東西交易のなか、1605年にガレオン船が日本に漂着。ロドリゴ総督が徳川家康及び秀忠と謁見してから始まったとされる日本とメキシコの交流400年を記念して、ガレオン船の交易品(調度品、陶磁器、織物など)や航海用具などの資料を紹介する。
■2010年1月23日~3月22日
懐石のうつわ-向付と鉢を中心に
開催:畠山美術館(東京都港区)
正式な茶会では、点茶の前に懐石料理が出される。懐石では料理はもとより器にまで細やかな心配りがされ、器の趣向が重視される。茶人として知られる館創設者畠山即翁のコレクションのなかから質の高さを誇る向付(小鉢)と鉢を選んで紹介する。
■2010年1月23日~3月22日
人間国宝 濱田庄司展
開催:茨城県陶芸美術館(茨城県笠間市)
民芸運動の中心人物であり、人間国宝の陶芸家濱田庄司。本展は、絵描き志望であった学生時代に投稿した雑誌の挿絵やイギリスのセントアイヴス時代に制作された初期作品から晩年の作品まで約170点を公開。濱田芸術を通覧できる内容となっている。
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