新宿末広亭にて三木助追善興行、やってます
『落語 昭和の名人 決定版』最終巻で取り上げた三代目の桂三木助が没したのは、昭和36年の1月。来年の1月で、没後50年ということになります。
その息子で四代目を継いだ三木助は、平成13年1月に自死。来年の1月で、没後10年です。この三木助父子を偲ぶ追善興行が、2月1日から10日まで、新宿三丁目の寄席「新宿末広亭」の夜席で開催されています。
昨年9月、あたしは三代目の長女で四代目の姉にあたる、小林茂子さんの自伝を編集・出版しました。「一卵性姉弟」と呼ばれた弟との交流を、赤裸々に綴っています。タイトルは、茂子さんと親交のある立川談志師匠の言葉を拝借し、『生きてみよ、ツマラナイと思うけど』です。前書きも談志師匠に書いていただきました。192ページ、税込みで1260円。末広亭さんのご厚意で、この本を場内で売らせていただくことになり、初日から客席の後ろに出店を出しております(ときどきやむを得ず、休みますが…)。
初日は、寒い雨が夜席の中入りあたりから雪に変わる、あいにくの天気にもかかわらず、たくさんの方に来ていただきました。三代目の直弟子だった入船亭扇橋師匠が、三代目の思い出話をたっぷり。食いつき(中入り直後)には三代目の孫で四代目の甥、小林茂子さんの息子(ややこしくてスミマセン)である桂三木男さんが『悋気の独楽』。三木男さんは面長で鼻が高く大きく、在りし日の三代目、四代目を彷彿させます。口調や面影に、ときどき、驚くほど似ている瞬間があるんです。トリは四代目にかわいがられた林家たい平師匠の『二番煎じ』。寒い夜にふさわしい演目でした。
この興行にあわせて、四代目三木助の「最初で最後の」CDを姉の茂子さんが作り、これも10日まで、末広亭で販売しています。3枚組で5000円。800枚限定です。皆さん、ぜひ、新宿末広亭に足をお運びください。客席の後ろで本とCDを売りながら、お待ちしております。
『落語 昭和の名人 決定版』編集長 小坂真吾
新宿末広亭 2月上席 夜の部
「三代目・四代目三木助追善興行」
2月10日まで毎日、17時開演、21時終演
木戸銭2700円
新宿末広亭は、地下鉄・新宿三丁目駅から徒歩約3分。
詳細は、こちらのウェブサイトでご確認ください。
http://www.suehirotei.com/guide.html
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