越後の名宿『龍言』の雪を愛でる極上プラン
2月に入り、寒さが厳しい毎日ですね。こういうときは思い切って、雪を楽しみに出かけてみませんか。豪雪地帯の新潟県六日町にある温泉旅館『龍言』では「美雪プラン」を展開中。自慢の4000坪の大庭園も一面の雪景色です。
越後湯沢の奥座敷に位置する六日町温泉の『龍言』。宿入り口には豪壮な長屋門が風格ある佇まいをみせています。ここは越後の庄屋や豪農の館を移築した建物で、なかでも玄関やロビー部分は今から約250年前のものといわれています。約4000坪の大庭園を有し、庭を囲むように長い廊下か延び、客室を繋いでいます。この宿は、上杉景勝・直江兼続ゆかりの坂戸山ふもとにあり、『龍言』の名前も、かつてこの地にあった龍言寺に由来。龍言寺は上杉謙信の姉婿で、景勝の父親に当たる長尾政景の菩提寺で、現在は山形県米沢にあります。
玄関ロビーや客室に掲げられる書は、この宿から車で10分ほどのところにある雲洞庵の先代住職・新井石龍禅師らの手によるもの。雲洞庵は龍言寺の本寺にあたる、閑静な禅寺です。昨年のNHK大河ドラマ『天・地・人』をご覧になった方ならば、「ああ、景勝と兼続が学問を学んだところね」とお分かりになることでしょう。
雪深い地ですが、だからこそ宿の客室の炬燵に入って、また温泉で冷えた身体を温めて、ぬくぬくと熱燗などを楽しみながら一面の銀世界を楽しむのも乙なものです。冬限定の「美雪プラン」で、なにもしない贅沢な休日を過ごしてみるのもいいものです。
また、宿から車で約15分、塩沢地区の牧之通りでは、2月20日~4月3日(一部3月22日)まで「ひな雪見飾り」が行なわれます。ここはかつての三國街道塩沢宿。約60軒の商店などが参加し、江戸時代から現代まで、代々伝わる雛人形を展示、自由に見学できます。雪除けのアーケードである「雁木」が雪国の風情をいっそう引き立て、地域の方々が客人を温かくもてなしてくれます。
龍言
http://www.ryugon.co.jp/index.shtml
■ライター・関屋淳子
『サライ』現役ライター。酒と桜をこよなく愛する虎党。女性トラベルライターの旅情報発信サイト『旅恋.com』代表。
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