落語会「らくだ亭」、5月に再開します
小学館では去年の10月まで約2年間、「らくだ亭」という落語会を開催していまして、月1回のペースで、24回の公演を行ないました。いずれの会も大盛況で、ご好評をいただいていたんですが、しばらくお休みをいただいておりました。
その理由は何を隠そう、「らくだ亭」の運営部署が、私のいる「落語編集室」に移ったためでありまして、引き継ぎなどの下準備のために、お休みさせていただいていた次第です。そして下準備もようやく整い、晴れて再開の運びとなりました。
これまでの「らくだ亭」とは、次のような違いがあります。
●レギュラー制の採用
古典落語の正統を、心ゆくまで味わっていただきたく、当世では珍しい「レギュラー制」を採用しました。平成22年度のレギュラーは、次の5人です。
・柳家小満ん
・柳家さん喬
・五街道雲助
・春風亭一朝
・古今亭志ん輔
毎回5人全員に出ていただくということではなく、この5人のなかから2~3人に出ていただく予定ですが、新装第1回に限り、顔見世も兼ねまして、豪華な5人の競演が実現しました。名前を眺めているだけで、お腹いっぱいになりそうです。
●事前のネタ出し
こうした落語会では、演目は事前に決めないことも多いのですが、「らくだ亭」では師匠方にお願いして、事前に演目を出していただくことにしました。「この人のこの噺が聴きたい」という明確な目的をもって来ていただけると思います。今回の演目でいうと、私はこの5名の師匠の高座は何度となく拝聴していますが、一朝師匠の『岸柳島』以外は、聴いたことがありません。私自身、楽しみなんです。
●日本橋劇場での開催
今までは内幸町ホールを中心に、江戸東京博物館などでも開催していましたが、今後は中央区蛎殻町の「日本橋劇場」を本拠とします。半蔵門線の水天宮前駅が最寄りですが、日比谷線と都営浅草線の人形町駅からも歩けます。人形町といえば、かつての江戸の中心地であり、オールドファンには昭和45年に閉じた寄席「人形町末広」が思い浮かぶことでしょう。そんな落語と縁の深い場所で落語会を開くことができるのは、とてもうれしいことでありマス。そんな思いもあって、今回から正式名称は「人形町らくだ亭」としました。
というわけで、長々と書いてしまいましたが、5月以降、月1回のペースで、中央区の日本橋劇場を舞台に開催してまいります。ぜひぜひ、足をお運びください。当日は私もはっぴを着て、会場をウロウロしております。「ブログ読んでます」と声をかけてくださったら、うれしさのあまり、特製手拭いを差し上げちゃう、かも、しれませんよ。
新装第1回(通算25回)の「らくだ亭」詳細は、以下のとおりです。ぜひ、ご参集ください。
<人形町らくだ亭(通算第25回)>
●5月17日(月)午後6時15分開場、午後6時45分開演
●日本橋公会堂(日本橋劇場)
東京都中央区蛎殻町/半蔵門線・水天宮前駅より徒歩約2分
●演目と出演者(出演順)
『七段目』古今亭志ん輔
『辰巳の辻占』五街道雲助
『笠碁』柳家小満ん
『岸柳島』春風亭一朝
『心眼』柳家さん喬
●全席自由/前売3000円、当日3500円
●チケットぴあPコード=402-620
ご購入はこちらから↓(3月5日午前10時より発売です)
http://talent-schedule.jp/pages/search/piaTicketDetail.htm?eventCd=1009494
■『落語 昭和の名人 決定版』編集長 小坂真吾
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コメント
去年隔週で発売していた「落語昭和の名人」の最終号に、今年の春に第2期の企画があるという旨の記載があったのですが、どんなスケジュール感でしょうか。そろそろ発売されるのかと思っていたのですが…。
投稿: ring | 2010年3月10日 00時32分